★エルサレム 旧市街

市内中心部から、ふたたびバスで旧市街まで。
地球の歩き方等のガイドブックの平面地図からは城壁の周囲の高低差が解らず、門の位置がつかみにくい。

写真は、新門とダマスカス門の間。南国のようなこぎれいな公園となっている。
バス停から一番近いのは新門だったが、一番美しいと言われるダマスカス門から入場。

第3次中東戦争まではこのあたりはヨルダン領だったはず。
ダマスカス門を入ると、そこはイスラム地区。
新市街から来ると、時間的にも、空間的にも別世界である。
しばらく歩くと、キリスト教地区へ、このあたり欧米からの観光客が目立つ。
多くはキリスト教関係の史跡巡りと推測される。
いきなり、正面から十字架を担いだグループが歩いてきた。

そうか、ここがキリストが十字架を担いで歩いた「悲しみの道」なのか!
噂には聞いていたが、本当に十字架を担いで歩く修行?に出会えるとは思っていなかった。
このあたりを訪ねることは、キリスト教徒の方には人生の一大イベントなんだろうな。

←聖墳墓教会の入り口
質素でここがそんなにすごいところとは思えないたたずまい。だれでも自由に入れるところがすごい!
この装置に、ひざまずき、接吻をする人々多数。
十字架から下ろされたキリストの遺体が腐敗しないように油を塗った塗油台だそうな。

異教徒の私もなんだか歴史の重みにぞくっときた。
そして、ここがキリストの墓!

キリスト教徒の精神世界では写真を撮るのはタブーではないようで、みんなパチパチやっている。

ここは、遠慮なく撮らせて頂くとする。

けど、こんなところに仏教とが来ていいのかな?とも思う。
その後、ヤッフォ門付近を通過して、メイン中のメイン、嘆きの壁へ向かう。

このあたりは、観光客向けの土産物屋多数あり。
しかし、私的に興味わくものはなし。


次へ